多頭飼いに向く猫砂の選び方。においと飛び散りで決める

猫砂の袋のにおいを嗅ぐ猫

読了 約4分

1匹で問題なく使えていた砂が、2匹になった途端に合わなくなることがあります。

量が増えるからではありません。多頭飼いでは、砂に求められる性質の優先順位が変わるからです。

何が変わるのか

同じトイレを複数の猫が使うと、1日あたりの尿の回数が増えます。

そうすると、固まる前に次の尿が重なる場面が出てきます。固まりきらない部分が底に残り、そこからにおいが出る。1匹なら間に合っていた砂が、2匹だと間に合わない。

飛び散りも同じです。1匹ぶんなら気にならない量でも、出入りの回数が倍になれば床の砂も倍になります。

優先順位を決める

すべてを満たす砂はありません。多頭飼いで先に見るのは、この3つです。

見るところ なぜ多頭飼いで効くか
固まる力 尿が重なっても崩れずに取り出せるか。においの大半がここで決まる
無香であること 猫の数だけ好みがある。香りを嫌う1匹がいると、その猫だけ使わなくなる
粉の少なさ 出入りが増えるほど舞う。床と空気の両方に効く

このうち、迷ったら固まる力を優先してください。取り除けない固まりが残ると、他の要素をどれだけ整えても臭います。

香りつきは避けたほうが無難です

人間には「消臭されている」と感じられても、猫には強すぎることがあります。

1匹なら平気でも、頭数が増えれば嫌がる猫が混じる確率は上がる。そして嫌がった猫は、トイレを使わずに別の場所を選びます。

粒の大きさは、飛び散りと足触りの両方に効きます

粒が細かいほど固まりやすく、猫の足には優しい。ただし肉球の間に入り込むので、そのぶん外に運ばれます。

粒が大きいと飛び散りは減りますが、足触りを嫌う猫がいます。多頭飼いだと「全員が受け入れる」必要があるので、ここは妥協点を探すことになります。

判断がつかないなら、中間の粒で無香のものから始めて、飛び散りが問題になったらマットで対処するほうが早いです。

砂を変えるときは、一度に変えない

多頭飼いでは、切り替えの失敗が粗相として現れやすくなります。1匹でも拒否すれば、その猫は別の場所を使う。

今までの砂に新しい砂を少しずつ混ぜて、1〜2週間かけて入れ替えてください。やり方は猫砂を切り替える時期とやり方にまとめています。

切り替え中は、トイレの数を減らさないこと。逃げ場がないと、別の場所を覚えてしまいます。

砂を変えても解決しないこと

砂の選び直しで直るのは、においと飛び散りまでです。

トイレの数が足りない、置き場所が落ち着かない、掃除が追いついていない。これらが原因の場合、砂を高いものに変えても変わりません。

粗相が始まっているなら、砂より先に数と配置を見てください。猫の頭数に対して猫トイレは何個必要かに目安があります。

体調が理由のこともあります。急にトイレの外でするようになったなら、獣医に相談してください。

自動トイレを使っている場合

固まる砂が前提になります。固まらない砂やペレットは、ふるい分けの仕組みに合いません。

粒の細かい固まる砂のほうが、機構との相性はよくなります。Litter-Robot 4 も固まる砂を使う形です。

香りつきを避ける理由は、自動トイレでも変わりません。密閉された引き出しに香りが溜まると、開けたときに強く出ます。

よくある質問

猫ごとに好みが違います。砂を分けるべきですか。 トイレごとに違う砂を入れて、どちらが使われるか見るのは有効です。ただし常時2種類を買い続けるのは手間なので、様子を見て1つに寄せてください。

安い砂を多く使うのと、高い砂を少なく使うのはどちらが得ですか。 固まる力が弱い砂は取り残しが出るので、結局は交換の頻度が上がります。量ではなく、取り除けるかどうかで比べてください。

3匹で1つのトイレを使っています。 砂の選び方でしのげる範囲を超えています。数を増やすことを先に検討してください。

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この記事は Whisker(Automated Pet Care Products, Inc.)の記事(著者: Cole Rodriguez)をもとに、日本向けに再構成したものです(原文を読む)。

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Litter-Robot 4 は固まった砂だけをふるい分け、きれいな砂を残します。使う砂の量そのものが減ります。

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