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多頭飼いの方からよく聞かれる質問です。1台で足りるのか、何匹から2台目が要るのか。
答えは単純で、1台につき4匹までの使用を推奨しています。 それ以上の頭数で使っている方もいらっしゃいますが、使う回数が増え、ゴミを捨てる頻度も増える点にご注意ください。
この記事では、なぜ4匹なのかと、超えたときに何が起きるかを書きます。
メーカーの目安
Litter-Robot 4 を作っている Whisker は、頭数と台数の対応をこう示しています。
| 猫の数 | 台数 |
|---|---|
| 1〜4匹 | 1台 |
| 5〜8匹 | 2台 |
| 8〜10匹 | 3台 |
| 10匹以上 | 3〜4匹につき1台 |
保護施設のように10匹を超える場合は、3〜4匹につき1台という計算になります。
なぜ4匹なのか
理由はいくつかあって、どれも実際の使い方から来ています。
清掃が追いつく範囲
使うたびに自動で片づく仕組みですが、限度はあります。4匹までなら、清掃サイクルが十分に回って、汚れがたまらない。それを超えると、片づく前に次の猫が入る場面が増えてきます。
ここには具体的な仕組みがあります。猫が出てから清掃が始まるまで、既定で7分の待ち時間があります。 その間に別の猫が入ると、タイマーがリセットされる。頭数が多いと、清掃が始まる前に次々と使われて、きれいな砂の上で用を足せる時間が減っていきます。
縄張りの争いを抑える
猫は縄張りの動物です。1つのトイレに猫が集中しすぎると、取り合いが起きて、トイレの外でするようになります。4匹までなら、この争いが抑えられる範囲です。
引き出しの容量
4匹までなら、たまったゴミを捨てるのは数日に1回で済みます。頭数が増えるほど間隔は短くなり、いずれスコップで取っていたのと変わらない頻度になります。頭数別の目安は猫砂はどのくらいの頻度で替えるのかに書きました。
衛生と健康
トイレに負荷がかかりすぎると、においが残り、汚れが残り、猫の尿路の病気にもつながります。4匹という上限は、そこを避けるための線です。
本体の寿命
機構は丈夫にできていますが、使う回数が増えれば摩耗も進みます。4匹までに抑えると、そのぶん長く使えます。
5匹以上で使う場合
使えないわけではありません。実際にそうしている方もいます。ただ、条件を分かったうえで、という話になります。
まず、ゴミを捨てる頻度が上がります。次に、上に書いた待ち時間の問題で、清掃が始まる前に次の猫が使う場面が増える。猫によっては、前の猫の汚れが残った状態を嫌って入らなくなります。
それでも1台で回すなら、待ち時間を短くする設定と、普通のトイレを併用する形が現実的です。待ち時間はアプリで3分まで縮められます。設定の考え方はLitter-Robot に入れる猫砂の選び方にも書きました。
アプリで記録できる頭数も4匹
もう一つ、同じ「4」が出てきます。アプリが個体別に記録できるのも4匹までです。体重で見分けて、どの猫が何回使ったかを残します。
これは推奨頭数とは別の話です。 同じ数字なので混同されやすいのですが、5匹で使うと動かなくなる、という意味ではありません。5匹目以降は記録が個体別にならないだけです。
普通のトイレとの組み合わせ
多頭飼いの基本は「頭数+1」ですが、自動トイレはこの数え方と少し違います。使うたびに片づくので、1台で複数の猫がきれいな砂を使える。そのぶん、置く数は減らせます。
ただし、自動トイレ1台だけ、という構成はおすすめしません。停電やエラーで止まることがありますし、慣らしの期間には元のトイレが要ります。普通のトイレを1つは残しておいてください。 慣らし方は猫に慣れてもらうに、多頭飼いのトイレ全般は多頭飼いのトイレ選びにまとめました。
まとめ
- 1台につき4匹までを推奨。 5〜8匹なら2台
- 4匹なのは、清掃が追いつき、争いが抑えられ、引き出しが持つ範囲だから
- 猫が出てから清掃までの待ち時間中に次の猫が入ると、タイマーが戻る。 頭数が多いとここで詰まる
- 5匹以上でも使えるが、ゴミ捨てが増え、汚れが残る場面が増える
- アプリが個体別に記録できるのも4匹。推奨頭数とは別の話
- 普通のトイレを1つは残しておく