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猫砂マットは、猫の足について出てくる砂を、床に届く前に落とすためのものです。玄関マットと同じ考え方です。
ただ、敷けば効くというものではありません。 構造によって落とせる砂の種類が違い、大きさと置き方で結果が変わります。買ってみたけれど効かなかった、という声のほとんどは、この3つのどれかで説明がつきます。
そもそも何を受け止めているのか
飛び散りには猫が掘って飛ばすぶんと、足や毛について運ばれるぶんがあります。
マットが効くのは後者だけです。 掘って飛ばすぶんは、トイレの縁の高さやフードの有無で決まります。トイレのすぐ横にまとまって落ちているなら、マットを買う前にトイレの形を見直すほうが効きます。
マットを敷く価値があるのは、トイレから離れた場所まで点々と続いている場合です。
構造で選ぶ
| 構造 | 受け止め方 | 得意 | 不得意 |
|---|---|---|---|
| ハニカム二層 | 上層の穴から砂が落ち、下層にたまる | 細かい粒。ためた砂をまとめて捨てられる | 厚みがあり、段差になる |
| メッシュ・ラティス | 網目に落ちて下に抜ける | 細かい粒。軽くて扱いやすい | 下に敷いたものが汚れる |
| ラグ・カーペット状 | 繊維が砂をかき取る | 足裏の粉、細かい粒 | 洗わないと蓄積する。乾きにくい |
| EVA・シリコンの凹凸 | 凹みに落とす | 大きめの粒。拭きやすい | 細かい粒は取りこぼす |
二層式は「ためて捨てる」、メッシュは「落として抜く」、ラグは「かき取る」と考えると選びやすくなります。
猫が乗ってくれるかどうかが前提です。 硬すぎる素材や、爪が引っかかる網目を嫌う猫がいます。乗らずに飛び越えるなら、どんな構造でも効きません。
大きさと置き方で結果が変わる
構造より先に効くのが、ここです。
- 出口に密着させる。 隙間があると、そこを飛び越えて着地します
- 猫が着地して数歩あるく長さを取る。短いと落ちきりません
- トイレの幅より広く。 横から出る猫もいます
上から入る型のトイレでは、着地点が読みにくくなります。 しばらく観察して、実際にどこへ降りているかを見てから位置を決めてください。
洗いやすさは最初に見る
マットは必ず汚れます。 砂だけでなく、尿がつくこともあります。
- 丸洗いできるか。 洗面台やお風呂で流せる大きさか
- 乾きやすいか。 厚いラグ状は乾きにくく、生乾きのにおいが出ます
- 二層式は分解できるか。 分解できないと、たまった砂を出せません
週に一度は中身を出して洗う前提で選んでください。洗いにくいものは、結局そのまま使い続けて不衛生になります。
床の側も見る
毛足の長いラグの上にトイレを置かない。 砂が繊維に入り込むと、マットを敷いても掃除機で取りにくくなります。
硬い床なら、マットの下に大きめのトレイを敷くと掃除の範囲がそこで閉じます。マットからこぼれたぶんもトレイの中に収まります。
滑るマットは避けてください。 猫が着地したときにずれると、その一回で嫌がるようになることがあります。裏面に滑り止めがあるものを選びます。
砂の側でも減らせる
マットは「出てきたものを受け止める」道具なので、そもそも出る量を減らすほうが根本的です。
- 粒が大きいほど足につきにくい
- 粉が立つ製品は薄く広がる。「低粉塵」を選ぶ
- 入れすぎない。 縁いっぱいまで入れると掘る動作で飛びます
素材ごとの性格は結局どの猫砂がいいのか、量は猫砂はどれくらい入れればいいかにまとめました。
ただし引き換えがあります。 粒を大きくすると散りにくくなる一方で、固まる力とにおいの抑え方は落ちる傾向があります。においを優先するなら、飛び散りはマットで受け止めるほうが合理的です。
自動トイレで使う場合
出口の位置が決まっているぶん、着地点が読みやすくなります。
Litter-Robot 4 には、本体の形に合わせたトラップマットと、本体の下に敷くカーペットトレイがあります。どちらもアクセサリーで扱っています。取り付け手順はカーペットトレイの取り付けガイドにあります。
入れすぎないことも効きます。給砂の目安線を超えると、動作のたびに外へこぼれます。
まとめ
- マットが効くのは足や毛について運ばれるぶんだけ。掘って飛ぶぶんはトイレの形の話
- 二層式はためて捨てる、メッシュは落として抜く、ラグはかき取る
- 構造より置き方。 出口に密着、数歩ぶんの長さ、トイレより広く
- 洗いやすさを最初に見る。 週1回洗う前提で選ぶ
- 猫が乗らなければどれも効かない