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子猫にとって、猫砂の入った箱は掘って埋めて散らかせる遊び場です。そこがトイレだという理解は、最初からあるわけではありません。
だから砂の中で転がりますし、口にも入れます。大人の猫では問題にならないことが子猫では問題になるのは、このためです。
砂を口に入れるのはなぜか
多くは退屈か、歯の生え変わりです。食べ物かどうか確かめて、一口二口でやめる子がほとんどなので、それ自体は珍しいことではありません。
ただ、繰り返し食べるようなら別です。砂そのものより体の側に理由があることもあるので、動物病院にご相談ください。
固まる鉱物系は、子猫のうちは避ける
大人の猫には固まる鉱物系(ベントナイト)が向いていることが多く、結局どの猫砂がいいのかでもそう書きました。子猫では話が変わります。
「食べさせなければいい」では管理しきれません。子猫はグルーミングで足の裏をなめるので、意図して食べていなくても入ります。
粉と、大きなペレット
粉が立つ砂は呼吸器に負担をかけます。子猫の気道は細く、粉やほこりの影響を受けやすいので、低粉塵と書かれたものを選んでください。
大きなペレットはのどに詰まるおそれがあります。まだ歯が生えそろっていないので噛み砕けません。木や紙のペレットを使うなら、粒の大きさを見てから決めてください。
香り付きも避けたほうが無難です。香料が気道を刺激することがありますし、においが強いとトイレそのものに入らなくなることもあります。香りと猫の関係は香り付きと無香、猫はどちらを選ぶのかにまとめました。
何を選べばいいか
条件は3つです。飲み込んでも固まりにくいこと、粉が立ちにくいこと、香料が入っていないこと。これを満たしやすいのが植物由来の素材です。
| 素材 | 子猫との相性 | 補足 |
|---|---|---|
| 紙 | 向いている | 粉が少なく、軽い。ペレット型は粒の大きさを見る |
| おから(大豆) | 向いている | よく固まる製品が多い。粉も少なめ |
| 木(チップ・細粒) | 条件つき | 大きなペレットは避ける |
| とうもろこし・小麦 | 条件つき | 食べ物のにおいがして口に入れやすい子がいる |
| シリカゲル | 慎重に | 飲み込むと嘔吐や下痢につながることがある |
| 固まる鉱物系 | 避ける | 腸を塞ぐおそれ |
素材ごとの性格は自然素材の猫砂は何が違うのかで詳しく扱っています。
トイレの側で
縁が低いものを選んでください。子猫は跳び越えられないので、入れないこと自体が粗相の原因になります。
砂は大人より浅めで十分です。深いと足元が不安定になります。量の考え方は猫砂はどれくらい入れればいいかにまとめました。
取り除くのはこまめに。子猫は汚れたトイレを避けやすく、一度外でしてしまうとその場所を覚えます。
いつ大人と同じ砂に切り替えるか
明確な月齢の基準はありません。目安になるのは月齢よりも行動のほうです。
トイレで遊ばなくなった。砂を口に入れなくなった。用を足したら出ていくようになった。この3つが安定してから切り替えます。
一般には生後4か月から半年ごろに落ち着きますが、個体差が大きいので日付では決めないでください。切り替え自体も一度に全部変えず、1〜2週間かけて割合を増やします。手順は猫砂を切り替える時期とやり方にあります。
自動トイレはいつから使えるか
自動で動かすには体重 1.36kg 以上が必要です。Litter-Robot 4 のセンサーは、それより軽いと検知できない可能性があります。
ただ、体重が足りるまで使えないという話ではありません。電源を切ったまま、普通のトイレとして使い始められます。 当店では「半自動モード」と呼んでいる方法です。
この使い方には利点があります。体重が足りるころには、本体そのものに慣れていることです。音にも動きにも驚かなくなってから自動に切り替えられるので、あとから買って一から慣らすより楽になります。
慣らし方の手順は使い方ガイドと猫に慣れてもらうに、そのほかの疑問はよくあるご質問にまとめてあります。
まとめ
- 子猫はトイレで遊び、砂を口に入れる。それを前提に選ぶ
- 固まる鉱物系は避ける。 胃の中で固まり、腸を塞ぐおそれ
- 粉の立つもの、大きなペレット、香り付きも避ける
- 紙とおからが選びやすい
- 縁の低いトイレを、浅めに
- 切り替えは月齢ではなく行動で判断する