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2匹目を迎えた。トイレはもう1つ要るのだろうか。
共用はできます。ただ、1つで済ませないほうがいいです。 仲のよい2匹でも、共用が原因で問題が出ることがあります。
猫にとってトイレは共有スペースではない
一緒に暮らしていても、猫にはそれぞれ排泄する場所の好みがあります。
野生の猫は、捕食者に気づかれないよう排泄物を埋めます。においで縄張りを示します。そして、用を足すあいだは無防備なので、ひとりになれる場所を選びます。
犬と違って、猫には仲間と同じ場所で排泄する習慣がありません。トイレを共有スペースではなく、自分の場所だと捉えています。
だから1つしかないと、緊張が生まれます。とくに、片方が「ここは自分の場所だ」と思っているときです。
うまくいっていないときのサイン
分かりにくい猫もいますが、次のどれかが見られたら、共用がうまくいっていません。
入口をふさぐ、待ち伏せする。片方がトイレの前に座り込む。使っている最中に驚かせる。これは分かりやすい合図です。
トイレの外でするようになる。こうした行動が、片方の猫にだけ見られることも多いです。
同じところをなめ続ける、隠れる、落ち着かない。こうした様子も合図です。
我慢するようになる。急に使わなくなるのは危険で、尿を我慢すると体に影響が出ます。
攻撃が増える、あるいは片方が引きこもる。取っ組み合いが増えたり、逆に一方がまったく寄りつかなくなったり。
一つでも当てはまるなら、数を増やしてください。
何が起きているのか
縄張りの問題があります。片方が占領すると、もう片方は落ち着ける場所を失います。
体への影響もあります。共用していると、どちらがどれだけ使ったか分からなくなります。 変化に気づくのが遅れる。加えて、使うのを避けた猫には膀胱炎などのリスクがありますし、寄生虫がうつる経路にもなります。
落ち着かない状態が続くこともあります。一緒に育っていない2匹や、性格の違う2匹ではとくに起こりやすくなります。
共用でやっていける場合
まったく駄目というわけではありません。
一緒に育った仲のよい2匹で、どちらも縄張り意識が弱くおっとりしている。大きめのトイレを使っていて、掃除もこまめ。こうした条件が揃えば、しばらくはうまくいきます。ただ、ずっとこのままというわけにはいきません。共用できている場合でも、予備としてもう1つは置いておいてください。
いくつ要るか
目安は頭数+1です。
2匹なら3つ。3匹なら4つ。1つ多いのは、選べるようにするためと、片方が占領したときの逃げ道を作るためです。
置き場所の考え方は狭い家で、猫のトイレをどこに置くかにまとめました。狭い住まいでも、離す方法はあります。
1つから増やすとき
静かで離れた場所に新しいトイレを置きます。元のトイレはそのままにしておいてください。 動かすと混乱します。
そして猫が自分で見つけるのを待ちます。1〜2週間、どちらをどう使っているか見て、必要なら場所を変えます。
新しいほうを使わないなら、見直すのは砂の種類、置き場所、トイレの形です。どれか一つを変えてみてください。ちょっとした違いで変わることがあります。 砂の替え方は猫砂を切り替える時期とやり方にまとめました。
自動トイレの場合
数の考え方が変わります。使うたびに片づくので、次の猫はきれいな砂の上で用を足せます。 前の猫の汚れを嫌がって入らない、ということがなくなるので、取り合いも起きにくくなります。
Litter-Robot 4 は1台につき最大4匹までを推奨しています。それ以上の頭数でも使えますが、使う回数が増え、ゴミ捨ても頻繁になります。
多頭飼いでは、清掃サイクルの待ち時間にも注意してください。猫が出てから清掃が始まるまでのあいだに次の猫が入ると、タイマーがリセットされます。 頭数が多いと、片づく前に次の猫が使ってしまいます。
体重で個体を見分けて記録するので、どちらの猫が何回使ったかは分かります。 共用でいちばん困るのは、変化に気づいても、どちらの猫に起きているのか分からないことです。それが避けられます。体調が悪いかどうかまでは判定しません。変化に気づいたら、獣医師に相談してください。
まとめ
- 共用はできる。ただし1つで済ませない
- 入口をふさぐ、外でする、過剰にグルーミング、我慢する、攻撃が増える。どれか一つで数を増やす
- 目安は頭数+1
- 並べて置かない。 隣り合っていると1つの縄張りになる
- 増やすときは元を動かさず、新しいほうを離れた場所に