読了 約4分
自動猫トイレは安い買い物ではありません。調べている段階で気になるのは、たいてい「本当に手間が減るのか」と「うちの猫が使ってくれるのか」の2点だと思います。
ここでは、買ったあとに残る手間と、向いていない場合から見ていきます。
手間はゼロになりません
毎回の掃除は無くなりますが、代わりに次の作業が残ります。
引き出しにたまった固まりを捨てること。これは人がやります。頭数と体格によりますが、数日に1度の作業です。毎日のすくい取りが、数日に1度のゴミ捨てに置き換わる、というのが正確な説明です。
砂の補充。使うたびに固まりが出ていくので、砂は減ります。目安線まで足す作業が定期的に要ります。
フィルターの交換と、本体の拭き掃除。頻度は低いですが、ゼロではありません。
「置けば何もしなくてよくなる」ではなく、「毎日の作業が数日に1度になる」と考えてください。ここを期待外れに感じる方がいます。
置く場所を先に測ってください
本体に高さと奥行きがあります。回転する構造なので、上部と背面に少し余裕が要ります。
電源も必要です。コンセントの位置から届くか、延長するなら配線が猫の通り道を横切らないかを確認してください。
置き場所の条件そのものは、普通の猫トイレと同じです。静かで、人が頻繁に通らず、逃げ道がある場所。狭い家で猫のトイレをどこに置くかに考え方を書いています。
猫が慣れるまでに時間がかかることがあります
すぐ使う猫もいれば、数週間かかる猫もいます。ここは個体差が大きい部分です。
大事なのは、元のトイレをすぐに片付けないことです。両方置いておいて、新しいほうを使うようになってから古いほうを片付けます。いきなり入れ替えると、行き場を失って別の場所で排泄するようになることがあります。
砂も、最初はそれまで使っていたものと同じにしてください。足触りと本体の両方が同時に変わると、拒否される確率が上がります。
向いていない場合
次に当てはまるなら、慎重に検討してください。
子猫。 重さで動作を判断する仕組みなので、体重が軽いうちは反応しないことがあります。成長を待つほうが安全です。
高齢の猫や、脚に負担のある猫。 入口をまたぐ動作が負担になることがあります。縁の低い普通のトイレのほうが入りやすい場合があります。
固まらない砂を使っている家庭。 ふるい分ける仕組みなので、固まる砂が前提です。システムトイレ用のペレットや紙の砂からは、砂ごと切り替えることになります。
新しいものを強く警戒する猫。 慣らす期間を取れるかどうかで判断してください。
深く掘るのが好きな猫。 入れられる砂の量に上限があるので、物足りなく感じることがあります。
何が実際に変わるか
期待してよいのは、この3つです。
掃除のタイミングが飼い主の予定に左右されなくなること。手で掃除していると、忙しい日は掃除を飛ばしてしまうことがあります。できなかった日は、においが出る。猫が使うたびに片付く形なら、そういう日があっても汚れが残りにくくなります。
においの出方が変わること。固まりは密閉された引き出しに落ちます。においはカーボンフィルターで抑えられるので、外に出るのは引き出しを開けたときです。
砂の減り方が見えること。固まりが毎回取り除かれるので、取り残しが底に貼り付く状態が起きにくくなります。取り残しはにおいの主因なので、ここは効きます。
費用の考え方
本体の価格だけでなく、砂とゴミ袋、フィルターが続きます。
普通のトイレでも砂は使います。毎回きちんと取り除かれるぶん、砂を交換するタイミングは分かりやすくなりますが、消費量そのものが劇的に減るとは限りません。
元が取れるかどうかは、金額だけでは答えにくいと考えています。掃除に使っていた時間が戻ることと、においを気にせずに済むこと。主な価値はそちらです。費用の内訳は自動猫トイレは値段に見合うかにまとめました。
多頭飼いの場合
1台で複数の猫に対応できますが、頭数と体格によっては2台必要です。
判断の目安は猫の頭数に対して猫トイレは何個必要かに、選ぶときに見るところは多頭飼いで自動猫トイレを選ぶときに書いています。
製品の仕様と価格はLitter-Robot 4 の製品ページで確認してください。
よくある質問
電気は使いっぱなしですか。 常時通電します。動作するのは猫が出たあとの数分間です。
停電したら使えませんか。 動作は止まりますが、トイレとしては使えます。復旧後に手で掃除してから再開してください。
思ったのと違ったら返品できますか。 返品と返金の条件は、注文前に返金ポリシーをご確認ください。