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多頭飼いで自動トイレを検討する動機は、たいてい掃除の手間です。
ただ、選ぶときに見るところは1匹のときと違います。使う間隔が短くなるので、次の猫が入るまでに処理を終えられるかどうかが大切になります。
処理が速く、確実に終わるか
猫が出たあと、次の猫が入るまでの間に片付いている必要があります。
間に合わないと、次の猫は汚れた砂の上で用を足すことになる。縄張り意識の強い猫は、それを嫌って別の場所を選ぶことがあります。多頭飼いで粗相が起きる理由のひとつがこれです。
止まりにくさも見てください。かき出す方式は、固まりが引っかかると動作が止まることがあります。止まったまま気づかないと、数時間ぶんがそのまま残る。
回転してふるい分ける方式は、固まりを重力で落とすので詰まりにくい構造です。
入口が広いか
猫の体格はさまざまです。大きい猫や、体重のある猫が窮屈な思いをすると、使わなくなります。
多頭飼いだと、全員が問題なく入れる必要があります。1匹でも入りづらいと、その猫だけ別の場所を使うようになる。
入口の高さも見てください。高齢の猫や脚に負担のある猫は、またぐ動作そのものを避けます。
引き出しの容量
猫の数が増えるほど、引き出しも早くいっぱいになります。
1匹なら数日もつ容量でも、3匹なら数日は持ちません。満杯のまま放置されると、そこからにおいが出ます。
自動トイレでも、引き出しにたまったゴミを捨てるのは人です。手間がゼロになるわけではなく、毎日の掃除が数日に1度の作業に置き換わる、というのが正確なところです。容量が大きいほど、その間隔が延びます。
何匹まで使えるか
製品ごとに目安があります。ただし数字だけで決めないでください。
同じ3匹でも、体格と使用の間隔で変わります。大型の猫3匹と小型の猫3匹では条件が違う。
目安の考え方は猫の頭数に対して猫トイレは何個必要かに書きました。自動トイレでも、頭数によっては2台必要になります。
においの処理
複数の猫が使うぶん、においの元も増えます。
固まりを密閉された場所に移す構造か、においを抑えるフィルターが付いているか。この2つがないと、頭数が増えたときに追いつきません。
砂の選び方でも変わります。多頭飼いに向く猫砂の選び方も合わせて見てください。
向いていない場合
自動トイレが合わないこともあります。
子猫は、重さで動作する仕組みに反応しないことがあります。体重が一定を超えるまで待つほうが安全です。
新しいものを極端に警戒する猫がいる場合、慣らす期間が必要になります。全員が受け入れるとは限りません。
砂を掘るのが好きな猫は、深さを求めます。自動トイレは入れられる量に上限があるので、物足りなく感じることがある。
費用の考え方は自動猫トイレは値段に見合うかにまとめています。
Litter-Robot 4 の場合
回転してふるい分ける方式で、固まりを下の引き出しに落とします。引き出しにはカーボンフィルターが付いていて、密閉されます。
入口は成猫が体を入れて向きを変えられる大きさです。Litter-Robot 4 の対応頭数は、製品ページに記載されています。
2台目を置く場合も、1台目と離れた場所に置いてください。並べると1台ぶんとしてしか働きません。
よくある質問
3匹で1台は無理がありますか。 体格と使用の間隔によります。引き出しが満杯になる間隔が短すぎると感じたら、2台に分けるか、手動のトイレを1つ足してください。
1匹だけ使ってくれません。 全員を同時に移行させようとせず、元のトイレを残したまま並行して置いてください。使う猫が増えてから、元のトイレを少しずつ片付けます。
停電したらどうなりますか。 動作は止まりますが、トイレとしては使えます。復旧後に手で掃除してから再開してください。