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猫が2匹、3匹と増えると、汚れは頭数ぶんでは済みません。
毛の量は増え、においは重なり、砂の飛び散りは掛け算で広がります。1匹のときと同じやり方を続けていると、どこかで追いつかなくなる。
手を入れる順番があります。特に効果が出やすいのは、トイレまわりです。
まずはトイレ。数だけでなく置き場所も大切です
頭数プラス1個、というのがよく言われる目安です。2匹なら3個。
ただ、3個を同じ場所に並べると1個ぶんとしてしか働きません。猫は先客のいる場所を避けるので、並んでいれば「そこは使用中」と判断します。部屋を分けて置くほうが、数を増やすより効きます。
置き場所を分けると、相性の悪い猫同士が鉢合わせる回数も減ります。取り合いが原因の粗相は、配置を変えるだけで止まることがある。
必要な数の考え方は猫の頭数に対して猫トイレは何個必要かに、2匹で1個を共有できるかはこちらにまとめています。
におい対策は、掃除の回数でほぼ決まります
多頭飼いでにおいが出るのは、たいてい取り残しが原因です。3個とも1日1回掃除するつもりでも、忙しい日はできないことがあります。できなかった日から臭い始める。
香りで隠すのは逆効果になりがちです。猫は強い香りを嫌うものが多く、トイレの近くに芳香剤を置いたせいで使わなくなることがあります。
粗相の掃除には、においの元を分解するタイプの洗剤を使ってください。上から香りを乗せる製品だと、猫には元のにおいが分かるので、また同じ場所で粗相をすることがあります。
効くものと効かないものは猫のトイレの消臭、何が効いて何が効かないかに分けて書きました。
抜け毛は、落ちる前に取る
床に落ちてから追いかけると終わりません。ブラッシングの回数を増やすほうが、掃除機をかける回数を増やすより楽です。
長毛の猫がいるなら、毛玉を吐く回数も減ります。吐いた跡の掃除は、抜け毛の掃除より手間がかかる。
寝床の布は週に1度洗ってください。猫の毛とにおいは、いちばん長く寝ている場所に集まります。
砂の飛び散りは、出口で止める
多頭飼いだと、砂は確実に広がります。1匹ぶんの飛び散りでも部屋の端まで届くので、3匹なら部屋の外に出ます。
トイレの前にマットを敷く、出入口の向きを壁側にする、といった物理的な対策のほうが、掃除の頻度を上げるより効きます。詳しくは砂の飛び散りを止めるに書いています。
掃除は「まとめてやらない」
週末に一気に片付ける形にすると、平日のあいだ汚れが積み上がります。においは積み上がった日数ぶん強くなり、落ちにくくもなる。
曜日で場所を割り振るほうが回ります。月曜はトイレまわり、火曜は食事の場所、水曜は寝床。1日数分で終わる範囲に分けてください。
毎日やるのは、トイレの固まりを取ることだけ。それ以外は分散させる。
自動トイレにすると、どこが変わるか
多頭飼いで効くのは、掃除の手間そのものより回数の安定です。
手で掃除していると、忙しい日はできないこともあります。できなかった日ににおいが出る。自動で処理される形なら、使われるたびに片付くので、飼い主の予定に左右されません。
Litter-Robot 4 は固まりを密閉された引き出しに落とす構造で、カーボンフィルターを通します。においが出るのは、引き出しを開けたときだけです。
ただし引き出しは人が捨てます。頭数が多いほど早く満杯になるので、そこだけは手間として残ります。
よくある質問
トイレを1つ増やす場所がありません。 増やすより、いまある数を別の部屋に分けるほうが先です。同じ部屋に2つあるなら、1つを移動してみてください。
3匹いますが、においが特定の1匹のときだけ強くなります。 食事が合っていないか、体調の変化の可能性があります。続くようなら獣医に相談してください。
掃除機をかけても毛がなくなりません。 布に絡んだ毛は吸えません。ラグや布のソファなら、ゴム手袋で撫でるか、粘着ローラーのほうが取れます。