大型の猫に合う猫トイレ。狭いと使ってくれない理由

クリーム色のメインクーン

読了 約4分

猫は狭いところが好きです。段ボール箱に体を押し込んだり、小さな隙間で丸くなったり。ただ、トイレとなると話が別になります。

体の大きい猫は、普通のトイレに入るとまず向きを変えられません。立ち上がると壁や天井に触れる。出入りのたびに体をひねる。そういうトイレを、猫は使いたがりません。 使ってくれたとしても、縁に足をかけて外に飛ばしたり、お尻がはみ出したりします。

大きいトイレのほうが使われる

これは感覚の話ではなく、調べた人がいます。

カナダのプリンスエドワード島大学の調査では、大きいトイレは普通の大きさのトイレより 55% 多く使われました。 清潔さや置き場所も影響しますが、大きさそのものが好みに関わっていることが分かります。

つまり大型の猫に限らず、猫は広いトイレを好みます。大型の猫では、その差が「使う・使わない」の境目になるということです。

選び方

とにかく大きく

見た目や置き場所の都合を先に考えると、たいてい小さくなります。順番を逆にしてください。猫が中で向きを変えられて、立ち上がっても頭がつかえない。 それを満たしてから、置き場所を考えます。

子猫のうちから大きめを選んでおく考え方は子猫用の猫トイレを選ぶときに見るところに書きました。

場所を取りますし、値段も少し上がります。ただ、狭いトイレを避けて床でされるようになるのと比べれば、安いものです。粗相が始まったときの見方は猫がトイレの外でおしっこをするにまとめました。

開いた形のほうが好まれる

飼い主としては、においを閉じ込めて中身も見えないフード付きにしたくなります。ただ、体の大きい猫はたいてい開いた形を好みます。出入りが楽で、向きを変えられて、閉じ込められた感じがしない。

囲われたものを使うなら、開口部が広いものを選んでください。囲うこと自体の是非はフード付きの猫トイレを猫は嫌がるのかに書きました。

数は頭数+1

多頭飼いの基本は、トイレの数が頭数より1つ多いこと。3匹なら4つです。

大型の猫が複数いる家では、ここがさらに効いてきます。大きいトイレが1つしかないと、体の大きい猫がそこに集中して取り合いになります。体の大きい猫の数だけ、大きいトイレを用意してください。

衣装ケースで自作する

市販の大型トイレは高めです。安く済ませたいなら、プラスチックの収納ケースが使えます。

大きめの衣装ケースや、ベッド下用の浅い収納ケース。砂をよく蹴る猫なら、深いケースを選んで入口を切り抜きます。透明なものだと中の様子が分かりやすい。蹴らない猫なら、浅く広いケースに砂を入れるだけで済みます。

砂の深さは 5〜7cm。広いぶん、一度に入れる量は増えます。量の考え方は猫砂はどれくらい入れればいいかにまとめました。

自動トイレに入るか

体の大きい猫ほど、自動トイレの開口部が問題になります。開口部が小さい機種は、普通の大きさの猫でも入りたがらないことがあります。買う前に、開口部の寸法を確かめてください。

Litter-Robot 4 は開口部の直径が φ40cm あり、出入りのたびに体をかがめる必要がありません。体重の上限も設けられていないので、大型の猫でも使えます。設置には奥行き 68.6cm が要るので、置き場所は先に実寸で測ってください。

大型の猫は排泄の量も多くなります。使うたびに片づく形だと、次に入るときには汚れが残っていません。体の大きい猫で1日に何度も片づけるのが難しいなら、この選択肢は考える価値があります。判断材料は自動猫トイレは値段に見合うかに書きました。

まとめ

  • 大きいトイレは普通のものより 55% 多く使われたという調査がある
  • 中で向きを変えられて、立ち上がっても頭がつかえない大きさを
  • 開いた形のほうが好まれる。囲うなら開口部の広いもの
  • 多頭飼いなら、体の大きい猫の数だけ大きいトイレを
  • 衣装ケースや収納ケースで自作できる
  • 自動トイレは開口部の寸法を先に確かめる
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この記事は Whisker(Automated Pet Care Products, Inc.)の記事(著者: Whisker)をもとに、日本向けに再構成したものです(原文を読む)。

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