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猫のトイレは床に置くもの、と思い込んでいませんか。
じつは少し高い位置にあるほうが、猫にとっても人にとっても都合のいい場面があります。とくに毎日かがんで片づけるのがつらい人にとっては、大きな差になります。
高い位置のトイレには、いくつか形がある
上から入る型。全体が囲われていて、天面の穴から猫が入ります。飛び散りが少なく、犬も入れません。ただし、すべての猫が使えるわけではありません。
スロープで上がる型。入口が床より高い位置にあり、緩い坂で上がります。高齢の猫、子猫、脚に不調のある猫でも使えます。Litter-Robot 4 はこの形で、補助ステップが付けられます。
家具に組み込む型。キャビネットやサイドボードの中にトイレが入っていて、部屋の中で目立ちません。高さも扱いやすい位置になります。
猫は使うのか
猫にはそれぞれ好みがありますが、たいていの猫は高い位置のトイレも使います。
猫は用を足すあいだ無防備になるので、周りから見えにくい場所を好みます。高くて囲われたトイレは、その条件に合います。入りにくそうにしていたら、スロープや段を足してください。 それだけで変わることがあります。
猫にとっての利点
落ち着ける
猫はいつも周りを警戒しています。人目につかない、静かな場所で用を足したい。囲われて少し高い位置にあるトイレは、猫の感覚としてはかなり安心できる場所です。
砂が外に出にくい
掘るのが激しい猫は、床置きのトイレだと周りが砂だらけになります。高い位置のトイレは砂が深めに入っていて縁も高いので、蹴った砂が中に留まりやすい。マットと組み合わせると、外に出るぶんもそこで止まります。飛び散りの対策は猫砂の飛び散りを止めるにまとめました。
犬が入れない
犬と猫を一緒に飼っている家では、これが決め手になることがあります。床置きのトイレは犬にとって手の届く場所ですが、高い位置なら届きません。猫が使うたびに自動で片づけるトイレなら、犬が来る前に固まりは引き出しの中です。対処法は犬が猫のトイレを漁るに書きました。
人にとっての利点
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。
腰や膝がつらい人にとって、床のトイレは痛みの原因になります。 毎日かがんでスコップを動かす。砂を替えるときは床に膝をつく。腰痛のある人、関節炎のある人、妊娠中の人、手術のあとで動きが限られている人には、不便というより、体に負担がかかる問題です。
トイレを 30〜60cm ほど上げるだけで、かがまずに片づけられます。高齢の飼い主、腰や股関節や膝に不調のある方、術後の方。そういう方には、高さそのものが助けになります。
使うたびに片づく自動トイレと組み合わせると、かがむ回数そのものが減ります。多頭飼いで何台要るかはLitter-Robot 1台で何匹まで使えるかにまとめました。スコップを持って床にかがむ、という動作がなくなる。 引き出しを空けるのも立ったままできます。
注意すること
入れない猫がいる
年齢や体の状態によっては、高い位置に跳び上がるのが難しい猫がいます。その場合はスロープや段のあるものを選んでください。上から入る型は、高齢の猫や太った猫、関節に不調のある猫には向きません。
囲われた形そのものを嫌がる猫もいます。ゆっくり慣らすことが前提です。囲うことへの反応はフード付きの猫トイレを猫は嫌がるのかに書きました。
ぐらつくものがある
作りによっては、床置きのものより安定しません。猫が乗ったときに傾いたり揺れたりすると、砂がこぼれますし、猫が怖がって二度と乗らないこともあります。買う前に、猫の体重をかけても揺れないか確かめてください。
慣らし方
猫は好奇心が強いので、新しいトイレはたいてい自分から調べに行きます。中に入って砂を踏めば、何をする場所かは分かります。
進め方は、他のトイレの切り替えと同じです。新しいトイレは元のトイレと同じ場所に置く。元のトイレはしばらく残しておく。猫が新しいほうを使うようになってから、古いほうを片づける。急がないこと。手順は猫砂を切り替える時期とやり方の考え方がそのまま使えます。
高齢の猫の場合はとくに、変えすぎないことが大事です。詳しくは高齢の猫がトイレを外すようになったらにまとめました。
まとめ
- 上から入る型、スロープで上がる型、家具に組み込む型がある
- 猫にとっては、落ち着けること、砂が外に出にくいこと、犬が入れないこと
- 人にとっては、かがまずに片づけられること。 腰や膝がつらい人には大きい
- 上から入る型は高齢の猫や太った猫には向かない。スロープのあるものを
- ぐらつくものは避ける。 一度怖がると乗らなくなる
- 慣らすときは同じ場所に置いて、元のトイレを残す